安全への取り組み

農薬、肥料等を散布する無人航空機を安全にかつ効率的に利用するために「無人航空機利用技術指導指針(農林通産省消費安全局長通知)」はもちろんのこと、最新の航空法を遵守し運航することとなります。 千葉スカイテックでは無人ヘリ・農業用ドローン所有者である機体オーナー(主にオペレーター)、ナビゲーター(合図マン)の方々向けにシーズン前とシーズン後に安全研修会の実施と慣熟飛行会(飛行練習会)を開催しております。

慣熟飛行会(5月)

前のシーズンから1年近く散布飛行から離れている方もいらっしゃいますので、毎年5月~6月に慣熟飛行会を実施しております。 散布圃場に見立てた練習会場に7.5m間隔に標識旗を立て、水を散布しながら飛行操作を行います。 安全研修の一環ですから、「飛行前の始業点検」「指差呼称」「エンジン始動時の立ち位置」など、離陸前の安全項目15項目にわたって確認やチェックを行います。 更に飛行に関しましては、機体とオペレータの距離が基本の20m以上とれているか、ホバリング状態で機体の動きに異常がないか、散布飛行に於いて「高さ」「幅」「スピード」が適切かなどをチェックします。着陸についても同様です。 これらの項目について審査員がチェックし、安全飛行を促す研修会です。

安全運行研修会(6月)

6月に施設の研修会場において、関係者80人ほどを招集し安全運行研修会を実施しております。 内容としては、「無人ヘリの全国の利用状況」「ヒヤリハットの検証」などです。 又農薬メーカーの担当者から農薬の安全使用等についても指導を頂きます。 招集者様の中には指導機関でもあります千葉県農林部の方もいらっしゃいますので、行政としての指導をして頂きます。

反省研修会(11月)

11月にシーズン中の問題点など検証する反省研修会を行っております。

安全対策マニュアル

下のようなマニュアル(無人ヘリ、産業用マルチコプター)を活用しております。写真は平成29年度ですが、毎年更新され続けており、常に最新の情報を入手できるようになっております。